法人決算を行う流れ

法人は、事業年度が終了すると法人における１年分の財政状態・経営成績などの決算をまとめ、法人決算を行う必要があります。そしてその法人決算をもとに、法人税や消費税などの税の申告及び納税を行うことになります。

法人決算を行う際にはどのような流れで行う必要があるのでしょうか。解説していきます。

■法人決算の流れ

法人決算を行うには、まず１年分の財政状態・経営成績をまとめる必要があります。

それらをまとめて、法人税を計算するための利益を計算して、法人税の申告書をまとめます。

①１年分の取引をまとめる

まずは１年分の取引をまとめていきます。

１年間でどのような取引があったのか、会計ソフトなどに記帳を行っていきます。

②１年分の収入と費用を計算して利益を求める

次に１年分の収入と費用を計算していきます。この差引が利益になります。

この段階で固定資産の減価償却や益金や損金の計算を行い、損税務申告にも対応した決算書をまとめることが可能になります。

③決算書としてまとめる

最後に貸借対照表や損益計算書などの決算書類にまとめていきます。

この書類を活用して法人の決算の手続きは完了です。

最後にこの決算書をもとに法人税の申告書を作成して提出していくことになります。

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