会社設立の流れ

起業をお考えの方や、会社経営に興味を持っている方の中には、どのように会社を設立すれば良いのかわからない方も多いです。

そこで、本記事では会社設立の流れについてご紹介します。

①会社形態の選択

会社の種類には株式会社、合名会社、合資会社、合同会社の４種類があります。これらの中から、会社を選択しましょう。

②定款の作成

定款には目的や商号など、設立しようとする会社に関する基本的な事項を記載または記録しなければなりません（定款は書面でも電磁的記録によっても作成できます）。

定款記載事項は、必ず記載しなければならない絶対的記載事項（会社法第27条、第576条）、記載しておかないとその事項について効力が生じない相対的記載事項（会社法第28条、第577条）があります。

株式会社の場合には定款を作成したら公証人による認証を受ける必要があります。

③出資の履行

資本金を払い込む必要があります。この払い込みは、定款の認証を受ける前でも構いませんが、出資に係る金銭の全額を払い込み、又はその出資に係る金銭以外の財産の全部を給付する必要があります。

④設立登記

登記に必要な書類を準備し、設立登記を行うことによって、登記申請書を提出した日に会社が設立したことになります。

会社の設立においては、その後の税務面や社会保険などのアドバイスを専門家から事前に受けておくことで、より円滑に設立を行うことが期待できます。

そのため、会社設立をお考えの方は、公認会計士や税理士などに助言を受けることも有効な手段です。

村田朗公認会計士・税理士事務所は、港区、千代田区、渋谷区、目黒区を中心に、東京、神奈川、千葉、埼玉、京都、兵庫、大阪、奈良における、上場支援（IPOサポート）、会社設立、税務、補助金申請、融資・事業計画書作成はじめ、財務・会計支援、会計監査・合意された手続（AUP）、財務DD・株式価値評価、内部統制・内部監査支援など多岐にわたって対応しております。法人設立及びその周辺業務にお困りの方はお気軽にご相談ください。