事業計画書の各項目の書き方のポイント

 

事業計画書の書き方としては、前提として、数値等を用いた正確で、かつ一貫性のあるストーリーとなっているようにわかりやすいものにしなければなりません。
記載する数値については、根拠を元に正確な値を記載し、最新で適切なデータを使用するとともに、グラフや図解を適宜挟んでわかりやすい事業計画書となるように心がけましょう。

 

事業計画書には、基本的に、以下の項目を必ず記載するようにします。

 

・企業概要(代表者の略歴)
経歴(学歴・職歴)や資格を記載します。経歴や資格が事業内容に関係する場合は、当時の業務についても記載すると評価につながります。

 

・事業内容
どの市場・ターゲットに対してどのような商品・サービスを提供するのか、そしてどのような特徴や魅力があるのか、事業の全体像がわかるように記載します。

 

書き方としては、5W1Hを意識して「誰に」、「何を」、「どのように」提供するのかを明確に記載するとわかりやすくなります。

 

・競合他社や市場規模について
自社を取り巻く環境についての記述も必須になります。
競合他社の事業や取り扱う商品・サービスの特徴と強みを分析し、マーケットがどれくらいの規模であるかを記載します。
それらを踏まえて、自社の優位性をアピールすることが重要です。

その際に、S(強み)W(弱み)O(機会)T(脅威)分析をしてみるとよいでしょう。4象限に分けて書き出してみると整理できると思います。

 

・経営プラン
販売戦略やビジネスモデル、体制や人員計画について記載します。
体制や人員計画については、長期的な視点に立って、どのくらいの人員をどのように動かすかの計画を作ります。意思決定の流れと役割分担がわかりやすい社内組織図などを作成すると、伝わりやすいと言えます。
売上計画と人員計画は密接に関わるため、セットで考えることをおすすめします。

 

・想定されるリスクと解決策
現状考えられる全てのリスクを洗い出し、解決策を導き出すことで、評価と信頼度が高まります。

 

・資金計画
利益が出ていても黒字倒産という言葉があるように、不良債権・在庫を抱えてしまっていないか、収支のバランス(タイミング)を意識するように策定する必要があります。
融資担当者は返済可能な資金があるかどうかを重視しているため、資金計画についての記載は具体的に作成しましょう。

 

村田朗公認会計士・税理士事務所では、港区、千代田区、渋谷区、目黒区を中心に、東京、神奈川、千葉、埼玉、京都、兵庫、大阪、奈良における、上場支援(IPOサポート)、会社設立、税務、補助金申請、融資・事業計画書作成はじめ、財務・会計支援、会計監査・合意された手続(AUP)、財務DD・株式価値評価、内部統制・内部監査支援など多岐にわたって対応しております。
事業計画書の作成に関する様々な問題に対応しておりますので、お困りの際にはお気軽に当事務所までご相談ください。豊富な知識と経験から、ご相談者様に最適な解決方法をご提案いたします。

よく検索されるキーワード

Search Keyword

資格者紹介

Staff

村田 朗先生の写真

村田 朗Akira Murata / 公認会計士・税理士・中小企業診断士

IPO支援に強い公認会計士・税理士をお探しならお任せください。

大手監査法人での経験から会計・監査の視点でのご支援はもちろん、中小企業診断士のスキルを生かして経営者の皆様と同じ目線に立ち、トータルのフルサポートをいたします。
決算業務、資金繰りなどお金に関することだけでなく、内部統制の構築など会社組織の運営や経営のお悩み・ご相談にもご対応いたします。
皆さまの切実な思いに本気で向き合い、ハンズオン型のご支援を行います。

事務所概要

Office Overview

名称 村田朗公認会計士・税理士事務所
合同会社AMマネジメント
代表者 村田 朗(むらた あきら)
所在地 村田朗公認会計士・税理士事務所
〒105-0014 東京都港区芝3丁目21番10号

合同会社AMマネジメント
東京都千代田区麹町1丁目6番9号
連絡先 TEL:050-3201-4292
対応時間 平日10:00~18:00(事前予約で時間外も対応可能です)
定休日 土・日・祝(事前予約で休日も対応可能です)
アクセス 村田朗公認会計士・税理士事務所
芝公園駅より徒歩3分

合同会社AMマネジメント
半蔵門駅A3出口より徒歩1分